2010年05月07日
体内の自然の氣のリズムがうまく行われなくなると 夜眠れず、昼間眠いというようなことがおこります
●陰陽が生み出す眠りのリズム
人間には、夜は静かに眠り、朝になると起きると言う体内の自然なリズムがあります。漢方では、陰と陽の「氣」が交代することによって、このリズムが生み出されると考えます
このリズムがうまく行われず、なかなか眠れないと途中で目が覚めてしまいます。
不眠症の人に見られるのは、陰の氣が不足している場合と陽の氣が多すぎる場合とがあります。そのアンバランスをただすための薬をその方の原因にあわせていきます。
●漢方では肝と腎の関係をとらえる
漢方には、「五臓六腑」の考え方があります。人間には5つの臓と6つの腑でバランスよく働いていると健康でいられると言う考え方です。
そして、不眠症は、肝と腎との関係が深いとされています。「肝っ玉」という言葉があるように肝は人間の感情や精神と深く結びついています。肝が失調すると頭に氣がのぼり眠れなくなってしまうのです。腎の負担が増えてしまうと、不安感や恐怖感の感情がでやすくなります。そのために、眠りに支障がでやすくなります。
このようなことから、肝に働きかける漢方薬や腎に働きかける漢方薬などにより全身のバランスを整えて行きます。漢方薬は睡眠剤のように睡眠に誘導するものではありません。不眠の原因になってるものを解消していきます。ですから、お昼に薬が残って眠くなることもありませんし、長く飲まれていても習慣性がないので安心です。
